日本史・世界の勉強の仕方
世界史や日本史は、単なる暗記科目ではありません。
「覚えたはずなのにテストで点が取れない…」
そんな悩みを抱えている人も多いはず。
実は、歴史の勉強は大きく3つのレベルで考えると一気に整理されます。
①流れを理解する
②用語を定着させる
③問題を解けるようにする
この順番を守るだけで、歴史の点数はぐんと伸びます。
レベル1:流れを理解する
まずは「流れ」をつかむこと。 でも「流れって何?」と思う人も多いはず。
歴史の流れとは、「因果関係」と「変化」のこと。 「こういう時代だった。でもこの事件が起きて、こう変わった。なぜなら……」 こうしたストーリーが、はるか昔から今まで続いているんです。
これを把握することが、攻略の第一歩!
どうやって「流れ」をつかむ?
教科書は基本中の基本ですが、実は授業が前提に作られているため、単独で読むと難しい…。
そこで登場するのが講義本(参考書)。
詳しく解説されていて、教科書よりも理解しやすいです。
「でも分厚すぎて心が折れそう…」という人には、動画授業がおすすめ!
音声や映像があることで、頭にスッと入りやすくなります。
さらに、制度や文化の変化など、イメージがつかみにくい内容は、資料集や用語集で確認しましょう。
めんどくさがらずにチェックするだけで、理解度がグンと上がります。
レベル1に必要なもの
・教科書
・講義本
・通史を扱った動画授業
・用語集・資料集
・薄くまとめたサブノート(確認用)
レベル2:用語を定着させる
「流れ」がわかったら、次は知識を固めていきます。
ここで重要なのは、関連付けながら覚えること。
まずは基礎的な問題集を使って、正解できるまで繰り返し解きましょう。
間違えた問題は、レベル1で使った講義本や資料集を見直して、しっかり復習。
これをくり返すことで、知識が自分のものになっていきます。
最難関大学志望なら、一問一答を併用して細かい用語を詰めていくのも効果的です。
レベル2に必要なもの
・問題集(基礎→応用へ段階的に)
・一問一答集(必要に応じて)
・講義本・資料集・用語集(復習用)
レベル3:入試問題を解けるようにする
「レベル2でもう問題解いてたけど?」と思った人もいるかもしれません。
でも、入試問題はもっと一段階上。
共通テスト → 資料を読み解き、流れと知識をつなげる力
難関国公立 → 記述で自分の言葉でまとめる力
難関私大 → 初見の細かい知識に対応する力
これらは、基礎があってこそ身につくものです。
まずは過去問に挑戦して、出題傾向と自分の弱点を把握しましょう。
その上で、対策問題集や動画授業を使い、弱点を集中的に補強していきます。
レベル3に必要なもの
・過去問
・ハイレベル問題集・志望校対策教材
・復習用:講義本・資料集・用語集
教材選びのポイント
歴史の教材は種類が多くて迷いますよね…。どれも優秀なので、「自分にとって分かりやすいもの」を選ぶのが正解です。
特にレベル1~2までは、同じ先生が書いた教材でそろえると、説明が一貫していてスムーズに学べます。
最後に、歴史は「ストーリー」を理解すれば、暗記がぐっとラクになります。
最初から「覚えるぞ!」ではなく、まずは流れを理解することから。
あなたの歴史勉強が、ただの暗記ではなく、“理解して使える知識”へと変わりますように。
そして、「道しるべシート」と動画を活用しながら、自分だけの学習計画を作っていきましょう!
「だいたいの流れは理解できたけれど、具体的にどの参考書を使えばいいのか」「このペースで間に合うのか不安…」と焦る方も多いと思います。
また、「もっと詳しく勉強法を知りたい!」という方も…そんな方は、公式LINEからぜひご相談ください!
この流れで進めば、歴史は必ず得意科目になります。焦らず、でも着実に、一歩ずつ進めていきましょう!

