早稲田大学政治経済学部 新カリキュラム

9/17に早稲田大学より、政治経済学部で2027年度より新たなカリキュラムが導入されることが発表されました。
新カリキュラムの変更点は大きく3つに分けられます。

(1)英語による必修科目の設置

・日本語で教育を行う学位プログラムの学生(JDP学生)に対しても英語で提供される科目の履修を必須化。
・英語で教育を行う学位プログラムの学生(EDP学生)とJDP学生が、英語を使ってともに学び議論しプレゼンテーションをする必修科目「政治経済学部の学びへの誘い(仮称)」を設置。

(2)データ分析力の強化

・数学の知識基盤を持った学生に、解析学・線形代数学・確率論といったより高度な数学科目で構成される「数学プログラム(仮称)」を開設。
・政治学・経済学におけるデータ分析の有用性について学ぶJDP・EDPの必修科目として「データ分析への誘い(仮称)」を導入。

(3)科目構成の見直し・整理

・学生の自発的な学びを奨励し、教育効果を高めるため、必修科目・選択必修科目を整理し、科目配置を見直す。
・演習科目体系についても大幅な改編を行う。

政治学と経済学の緊密な連携によるグローバル・リーダーの育成を目指す同学部の方針をより一層推し進めるカリキュラム改変と言えます。
受験生のみなさんにとっては、大学への合格がひとまずの目標ではあると思います。しかし、その先の大学での学びや社会での活躍にも意識を向けて、高い志をもち学習に励んでもらえたらと願っています。